憧れがつまったジュエリーの世界。これから身にまとうなら、ひとにも自然にも誠実に作られた逸品を選び抜きたい。制作背景にまで思いを馳せ、大切に扱うこと。それこそが真のラグジュアリーだ
ダイヤモンドの透明性
ティファニー 1837 リング サファイヤをセッティング

記念すべきティファニー創業の年を刻印したティファニー 1837™ コレクションは、洗練された曲線とフォルムが特長。まばゆい輝きのサファイヤがアクセントになった、時代を超越したシンプルなリングです。
・スターリングシルバーにラウンド モンタナ サファイヤをセッティング。ナロー。・モンタナサファイア 合計 0.05カラット
Tiffany & Co.(ティファニー)
かつて民族紛争の資金源となり、問題化したことを繰り返さないためにもダイヤモンドは鉱山から店に並ぶまでの透明性が大切。その分野をリードするのがティファニーだ。1999年以降、責任ある資源調達と製造工程に投資。原石調達が紛争資金にならないようにするため導入されたキンバリー・プロセスよりも厳しい調達基準を設け、クリアしたものだけを扱っている。2019年、0.18カラット以上のすべてのダイヤモンドに、肉眼では見えないレーザー刻印を施し、調達から製作までの流通経路を開示できるように。写真は「ティファニー ソレスト」のエンゲージメントリング。0.74カラットのセンターダイヤモンドはカナダで採掘されたもの。職人による精巧なクッションカットによって光を集め、周囲を照らすようにひときわ輝く。一生の記念になるジュエリーほど、エシカルな視点を大切にしたい。